将来構想と機能

附属図書館では、将来構想として次の2点を最重点項目としております。

  1. 先導的電子図書館への移行:
    「最高の理工系大学」を支えるため、研究者・学生が必要とする情報を、幅広く自由に利用できる環境を整える。 また学内の研究成果を広く世界に発信する。
  2. 便利で快適な学習・調査空間の提供とレファレンス機能の充実
    大岡山の新図書館を中心に、すずかけ台、田町の分館と一体となって、学習支援機能、レファレンス機能を充実し、 人と情報が出会う図書館を実現する。

この重点項目、とくに2点目の項目を実現するため、新図書館では次に掲げる諸機能を設計上のポイントとして考慮しています。

  a. 学習図書館機能:
  • 学術・参考資料へのアクセスが容易で快適な学習・調査空間の提供
  • 情報ナビゲータとしての図書館職員による学習支援
  • 開館時間延長を可能とするセキュリティ構成
  b. 保存図書館機能:
  • 様々な媒体の学術資料を効率的に保存できる工夫
  • 集密書架採用による所蔵図書容量の確保
  c. リフレッシュ機能:
  • くつろげる「場」の提供、静粛を求めない区域の提供

これらを踏まえた上で、建築学専攻安田研究室による4つの設計コンセプトをご紹介しています。