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東京工業大学附属図書館における
電子図書館機能の整備 (概要)

2003年1月5日

コンセプト

高度で快適な教育·研究·学習環境の支援,社会貢献を進めるために,エンドユーザ主体の学術情報アクセスに対応できる体制,そのためのライブラリ·システム(サービス)の実現を目指す。

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主な具体的方策

  1. 機動的ドキュメントデリバリー·サービス(e-DDSサービス)
  2. グローバルな機動的ドキュメントデリバリー·サービス(世界規模の大学図書館間で文献を画像データとして伝送するサービス)と連携し,研究者(教員等)の文献入手依頼から文献画像データ閲覧·印刷までを一体化させた,汎用的な学内文献画像伝送サービス(e-DDS)事業を推進する。

    【e-DDS概念図】

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  3. サービスの整備·充実
  4.  

    1. 電子ジャーナルのライフライン化=研究情報基盤化
    2. 電子ジャーナル·学術文献データベースを全学的な研究情報基盤として位置付け,共通経費化して導入の拡大を図る。

    3. 研究(学習)支援のためのデータベース作成
      • “NASA Technical Report”をはじめとする,国際会議録·テクニカルペーパーの最新目次情報データベース作成·提供
      • ネットワークリソース·データベース·サービスの整備充実 (∗)
      • 学内外の理工学系学術研究活動支援のため,ネットワーク上に存在する理工学系学術情報資源の収集·書誌事項付与を行い,これを提供する。 (∗)
      • 研究者情報データベース,シラバスデータベース,ブックコンテンツデータベース等とOPACとのリンク
      • ディジタル·レファレンス機能の充実
      • 研究·学習活動に有用なサイトを厳選して提供中。

    4. その他
    5. 各種申請等の電子化,携帯電話に対応したOPAC関連サービス

  5. 学術研究活動成果発信機能
  6.  

    1. 学術研究活動(成果)情報に対するポータル機能の実現
    2. 学内から発信される学術研究活動(成果)に係るメタデータ(書誌事項)データベースの構築·提供(検索結果と情報そのものとのリンク)

    3. 附属図書館が所蔵する学術研究成果の発信
    4. 附属図書館が所蔵する,東京工業大学の特徴的な学術研究成果等を独自にデータベース化し発信する。

      • 学位論文全文データベース
      • 学術図書目次データベース
      •  

その他

関連情報組織との連携強化(情報発信のための協力体制)




∗ 2003年1月から開始した理工学系ネットワークリソースデータベース提供サービスは,学術情報発信状況の変化に伴い,2008年1月9日をもって終了した。



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