2017年10月6日から11月30日まで、大岡山本館地下1階とすずかけ台分館1階において、電子ブックを紹介しました。

附属図書館で所蔵している約82万冊の紙の本だけでなく、本学で約1万8千点利用できる電子ブックの存在も知ってもらおうと、この展示を企画しました。電子ブックは、東工大ネットワークへのアクセス*1ができれば、図書館内だけでなく研究室や自宅でも利用できる資料です。紙の本のように資料そのものを展示することが難しいため、図書館サポーター*2と図書館職員による推薦コメントを載せたポップを展示する形にしました。

展示したポップのそばに、紹介した電子ブックのリストと、その電子ブックの本文にアクセスできるQRコード付きのしおりを用意しました。そのほかに、「アクセス数の多い洋書の電子ブックの紹介リスト」「利用の多い当館所蔵の和書(冊子体)の電子版リスト」「電子資料の利用上の注意喚起ポスター」を掲示しました。あわせて、パソコンのスライドショーにて、附属図書館Webサイトから電子ブックの本文へのアクセス方法を案内しました。
大岡山とすずかけ台の両館合わせて、紹介した電子ブックのリストは約130部、QRコード付きしおりは約320枚配布しました。展示後、図書館カウンターでは電子ブックに関する問い合わせが増え、多くの電子ブックでアクセス数が増加しました。
今後も様々な資料を積極的に利用してもらえるように、附属図書館は展示活動を行う予定です。
 
*1 学外からのアクセスについては東工大ポータルの「操作・設定ガイド」( SSL-VPNの利用)をご参照ください( 常勤、非常勤職員と学生のみ利用可能 )。
https://portal.titech.ac.jp/
 
*2 図書館サポーターとは・・・
  カウンター対応、書架の整理、資料の整備、広報活動、展示等の企画などさまざまな活動を図書館職員と協働して行っている学生たちです。 

展示の様子(大岡山)

大岡山
展示の様子(すずかけ台)
すずかけ台