平面図 (2009.12現在)

平面計画においては、学生のリビングルームとしてのガラスハウス、巨大なワンルーム空間としての図書館スペースという 理念を反映するために、明快なゾーニングと動線計画を行ないました。

  • ゾーニング
     本計画は学習室ゾーン(ガラス・ハウス)、事務室ゾーン、図書館ゾーンに分かれ、それぞれ地上、地上部の丘下部、 地下にゾーンを分けた明確な構成としました。
  • 動線
     正門や本館前プロムナードからの視認性の高いガラス・ハウスの直下に、図書館のメインエントランスを配し、 ここから地下の図書館ゾーンやガラス・ハウスの自習室ゾーンへ向かいます。 また丘の上である2階レベルからアクセスすることもできます。
     車いす利用者は、ガラス・ハウスと図書館ゾーンを結ぶ西側エレベータと、図書館ゾーン内部および事務室を結ぶ北側エレベータの 2機を使うことによって、建物内を自由に移動できます。また西側エレベータを使うことによって、車いすの人が本館側から保健管理センターや TTF側へ、安全に線路を越えることができるよう配慮もされています。