東京工業大学大岡山図書館はキャンパスの中でも特徴的な建築です。設計者の本学環境・社会理工学院安田幸一教授に図書館建設の経緯や裏話を伺ってきました。安田先生のお話を伺って図書館建築の見え方が変わりました。動画後半にはあまり知られていない図書館おすすめスポットも紹介しています!

Happy 10th anniversary!! 
This video is to commemorate the 10th anniversary of Ookayama Library. Ookayama Library has become a characteristic architecture on Ookayama  campus. In this video, I interviewed Professor Koichi Yasuda,one of the architects of it.  Probably you can see the library in a new light after knowing  the background of the architectural design and campus landscape! In the latter half of the video, I also introduce some recommended spots in the library!  

 

 

安田幸一教授(環境・社会理工学院)からのコメント

図書館の工事完了直後に東日本大震災が起こり、現場の工事所長からチーズケーキのガラスが1枚も割れなかったという報告を受けたのが、早いもので10年前のことになりました。大学の知の象徴とも言えるこの図書館で、たくさんの学生たちが真剣な眼差しで机に座っている様子や、10年という時間経過を感じさせないほど大切に使っていただいている様子を垣間見て、設計に携わった一人としてとても嬉しく思っています。このようなビデオを制作していただくことも大変光栄なことです。昨年タキプラザと連結して、今後も図書館が学生たちにますます愛される存在になっていくことを期待しています。

 

制作者/図書館サポーター 渡邊春菜(環境・社会理工学院 博士課程2年)からのコメント

「ねっ、図書館」ページ開設から1年が経ち新たなメンバーも加わり、動画コンテンツも充実して来ました。私個人として3本目の動画は、テーマ・構成共にもう一歩踏み込んで作りたいという思いがあり、専門である「ランドスケープデザインや空間づくり×図書館」に着目したコンテンツを企画しました。インタビューを通して、大岡山図書館は「情報収集」という機能だけでなく、様々な過ごし方を利用者自らが選べる空間づくりがされていることがわかりました。「今日は集中したいから書架奥の机に行こう」、「リフレッシュしたいから外を眺めながら小説を読もう」などそれぞれの場面で心地よく利用できるのは、柱の少ない構造、自然光と間接照明の取り入れ方、書架の高さ、インテリア、シンプルなサインといった利用者への細かな配慮があるからです。取材中も安田先生は、書架と私の目線の高さを比べて「もう少し書架を低くしておいた方が全体を見渡せてよかったかな」とおっしゃっていて、細かいこだわりを感じました。全ての具体的な説明はしていませんが、こうした建物を見る「視点」を意識して動画を見ていただけたら嬉しいです。インタビューを快く引き受けてくださった安田先生、暑い中、撮影に協力してくださった皆さま、ありがとうございました。